11月3日(木)  美波町のアオリイカ釣り

アオリ強化月間 PARTU


前回良型をメインで90杯あまり釣れたので 今回も期待したいが

今日は厳しい条件が重なりそうだ。



今日の釣り座は胴の間から。

船体が源洋丸らしく?なってきた。



弾を積み込んで7時前に出航。


朝から北風爆風大波ドンブラコ

雲一つない快晴

おまけに潮が全く動いていない。



大荒れの中 港の前から釣り開始。


予想に反して最初の流しからヒットしてきた。

まずまずの手応え。



最初の1杯からキロ近いサイズ。


しかし あとが続かず

爆風に耐えかねて 移動。



この秋から「ワタリの瀬」が飼い付け漁場になったそうで

ここで釣りをするのであれば遊漁代金とは別に

一人1000円の入漁料?が発生するそうな。

釣りができるのも8時から15時まで。

日和佐沖のアオリポイントとして

真冬の北西風が吹き荒れる日にも竿が出せる貴重な風裏ポイントなので…


詳細は船頭さんに聞いてください。



強風で船が流されるが

底潮は動いていないようで 仕掛けが取り残される感じ。


アタリがないわけではないが たまに誰かにポツンとヒットする程度。

潮が動いていない日の典型的なパターン。



アタリ乏しく、釣れても小型。

アオリ釣りに限ったわけではないが

潮の動かない日の釣りはこんなもの。


波風の強いのは我慢できるが

潮が動かない(アタリがない)のは我慢できない。

胴の間で中小型5杯釣ったところで 釣り座ローテーション。


艫へ移動。


潮が動いていれば ポイントが次々と変わるが

動いていない日は ポイント移動直後にポツンと釣れるだけ。



たまにキロ近いサイズがヒット。


魚系のアタリで



幻の?高級魚 アカヤガラ(小)


場所移動を繰り返し



大島方面へ行ってもボコボコ。


アタリがあっても掛けられない。



どうやらこんなサイズが触りにきているようだ。


こんな悪条件の低活性時は

できるだけ釣り人の気配を消した?釣りに徹しないと。

ラインを細くし、掛け針を小さくし、捨て糸を長くして、誘いも控え目にして…

目のいいメバル釣り同様 繊細な仕掛けをいかに動かさないようにして

目の前に送り届けてやるか、

アオリの気持ちになって釣りを組み立てていく必要がある。



艫で6杯釣ったところで 釣り座を移動 ミヨシへ。


波風でアタリが取りにくい。



また今日もやってしまった … ゲソだけ。

他にも 海面まで浮かせておきながら タモで掬い損ねが3杯。

食いが浅い日は掛かり方も浅くなりがち。


それでも忘れたころにポツンと



良型が。


一日吹き荒れた強風も 帰る頃になってようやく収まってきた。



最後に帰りながら



1杯キャッチしたところで 終了。



船中6人で 55杯 (Mさんの13杯はすでに解体されクーラーの中へ)

潮が動かなかったせいか サイズも全体的に小さめ。



爆風大波・一日中潮止まり・雲一つない快晴…

アオリ釣りにとっては三重苦のバッドコンディションの中での釣行となってしまった。

悪条件の低活性時に次の1杯を掛けるためには何が必要なのか

アオリ釣りに終わりはない。



本日の釣果 アオリイカ 胴長 〜27cm 16杯